2018年9月4日 – リーディング・エッジコンピューティング・ソリューションのグローバルプロバイダであるADLINK Technologyが、産業用および商業用IoTソリューション向けソフトウェアのリーディングデベロッパのFogHorn Systemsと提携し、ADLINKの画期的なIoT DXS(digital experiments as-a-service)サービスにエッジインテリジェンス機能を追加しました。DXSサービスは、フルソリューションのコミットメントに関連した先行投資およびリスクを抑えて、ソリューションの可能性を決定するIoTベースの潜在的な努力の検証を可能にします。
フルIoTソリューションには通常、膨大な先行投資が求められますが、業界の調査によれば、その種のプロジェクトの成功率は26%に過ぎません。ベンダーに依存しないDXSは、関連する先行投資を必要とせずに、検証済みハードウェア、クライアント資産の接続、IT/OT間のギャップを埋めるデータ連結、企業間共有、エンドポイントの管理、フィールドおよび専門的サービスを含む、デジタル実験の開始および継続に必要なすべてのリソースを提供します。
ADLINK IoTソリューション技術チーム、製品サービス管理部長のアンディー・ペンフォルド(Andy Penfold)はこうコメントしています。「ADLINKのDXSを使えば、IoTに対応した機能を新しいビジネスモデルやプロセスに統合する前に、広範な思考、スマートなスタート、迅速な作業が可能となる。エッジ・ツー・クラウドのアプローチはIIoT産業の発展で主要な設計原則となることが予想されるので、エッジインテリジェンスのリーディングプロバイダがDXSに加わったことで、IIoTプロジェクトのための最強の検査基盤が構築されたことは極めて明らかである。」
FogHornのLightning™シリーズは、ストリーミング・センサー・データのソースの最も近くにエッジインテリジェンスを組込むことにより、IIoTに革新的な基軸をもたらします。FogHornのプラットフォームは極めてコンパクトで、高機能のエッジインテリジェンス・ソリューションで、マシンラーニング(ML)や人工知能(AI)機能に加え、これまでになく待ち時間の少ないオンサイトのデータ処理およびリアルタイム分析機能を提供します。クラウドに依存しないFogHornのアプローチにより、常時変化する動作環境に対応するよう最大限のリアルタイム識別とMLモデルの迅速な反復処理が可能な、フル統合で閉ループのエッジ・ツー・クラウド・ソリューションが提供されます。
FogHornのLightning製品で、ADLINKのDXSユーザーに以下のメリットがもたらされます:
より高速で実行可能な識別を可能にするCEPベースのリアルタイムなストリーミング分析で、運用効率が向上
エッジ・ツー・クラウドの反復マシンラージングで、高度な予測が可能
ソースのライブ・データ処理により、データ・パーシステンスと伝送要件を大幅に低減
ネットワークを使って重要なOTのデータを送信する必要が削減されることでセキュリティが向上
FogHorn事業開発担当副社長のケビン・ダフィー(Kevin Duffy)氏はこうコメントしています。「ADLINKはDXSのリリースで現在の市場の重要なニーズに対応しようとしている。これにより、リスクやコストを抑えながら、IIoTを導入した場合の多数のモデルを構築するツールやノウハウが提供される。FogHornがIIoTプロジェクトのモデル構築にエッジインテリジェンスの技術および経済的メリットをもたらすこのイニシアティブに合流するのは自然の帰結である。FogHornはADLINKと提携できることを非常にうれしく思う。」
ADLINKのDXSはデジタル実験のあらゆるメリットを企業に提供するだけでなく、コピー、スケールアップ、ロールアウトが可能なブループリントにより、実験の迅速な評価を可能にします。また、各プロジェクトに個別にアプローチして、グランドレベルのオペレーションから管理やリソースの配給まで、ソリューションの影響を受ける可能性のある分野を決定します。それぞれのデジタル実験は、人、場所、関連する資産が交差し、最大の価値を生み出す可能性があるエリアで定義されます。
ペンフォルドはこう結論しています。「ADLINKのサービスは、必要なハードウェア、ソフトウェア、ネットワークスタックのすべての階層に及ぶテクノロジーを活用して、実行可能で、拡張性に優れた安全なIoTソリューションを提供する。それらのソリューションは特定の企業に依存せず、その構築にはADLINKを含む業界全体のパートナーの協力が必要とされる。」
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ADLINKについて
ADLINK Technologyはエッジ・コンピューティングのグルーバルリーダーです。ADLINKでは、高耐久性ボード、プラットフォームおよびユーザーインタフェース、リアルタイムのデータ接続ソリューションに加え、(AI-at-the-Edgeなどの)高度なインダストリアル・コンピューティングを可能にするアプリケーションを提供しています。こうした製品やアプリケーションは、オペレーショナルエクセレンスや新たな収益源に支えられた革新的なエンド・ツー・エンドのIoTソリューションの実現にも役立っています。ADLINKは多数の垂直市場のお客様に製品やサービスを提供しており、技術パートナーの優れたエコシステムを備えています。また、40カ国以上で製品を販売し、多数の標準化団体および相互運用性イニシアティブのソートリーダーおよびコントリビュータとして活動しています。さらに、台湾証券取引市場TAIEXに正式上場(株式銘柄コード:6166)しています。
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