ADLINK、堅牢でコンパクトな新型IoTゲートウェイ/コントローラをリリース
IIoT対応MXE-210は最小のフットプリントから安全で堅牢なプラットフォームを提供します。
2018年2月1日 – 業種を超えてデータ・ツー・デシジョン・アプリケーションを推進するリーディング・エッジ・コンピューティング・ソリューションのグローバル・プロバイダであるADLINK Technologyから、コントローラとIoTゲートウェイを内蔵した堅牢で信頼性に優れたIIoT対応製品が発表されました。ADLINKのMXE-210は小型フットプリントを採用し、-40℃から85℃までの厳しい環境でも問題なく稼動するので、産業オートメーション、交通、農業/水産養殖、スマートシティなどのアプリケーションに最適なチョイスとなります。
ゲートウェイと組込みコントローラの両方の機能を備えたMXE-210は、制御技術(OT)と情報技術(IT)間のデータ交換のギャップを埋め、サードパーティメーカーのModbus、EtherCAT、DDS、MQTT、Vortex Edge ConnectによるCANOpenなどの広範な産業規格だけでなく、Wi-Fi、BT、LoRa、3G、4G LTEといったデータ通信や無線接続に対応しています。MXE-210のコントローラはどんな規格の産業用デバイスとも同じプロトコルを使用した直接通信および制御が可能です。
ADLINKの組込みプラットフォームおよびモジュール事業部プロダクトマネージャのライアン・ホアン(Ryan Huang)はこう述べています。「産業用IoT(Internet of Things)アプリケーションの拡大が進むにつれ、製造業者や他の業界には、メーカーの枠を超えて広範な環境および地理条件に対応する機能が求められている。MXE-210シリーズはEN 50155 EMCだけでなく、極端な環境で産業用規格のEMI/EMS EN 61000-6- 4/2に対応したパフォーマンスを発揮するので、鉄道分野のあらゆるアプリケーションに最適である。」MXE-210ゲートウェイのシングル内蔵SIM(e-SIM)は鉄道車両が区間を移動しても、使用可能なネットワークを自動的に検出し、必要時にスイッチするので、多数のSIMカードを使ってデータを伝送する現在の手段に代わるより安全で堅牢なソリューションとなります。なお、e-SIMはプレインストールされているので、SIMカードを取り替える時間を節約できます。
MXE-210シリーズは広範なセキュリティ方式に対応し、TPM 2.0、インテル® Boot Guard、UEFI Secured Bootなどによる高度な保護機能を提供します。また、インテルAtom™ x7-E3950/x5-E3930プロセッサ(コード名Apollo Lake-I)、DisplayPort x1、USB 2.0 x2、USB 3.0 x2、GbEポート x2、COMポートx2(RS232/422/485)、mPCIeスロット x2、USIMスロット x1、mSATA x1、SATA-III x1、Micro SDスロット x1を搭載し、DINレールマウントとウォールマウントの両方に対応しています。さらに、オーディオ・マイク入力、ライン出力、8点絶縁DI(割り込み機能対応)、8点絶縁DO、COMポート x2(RS232/422/485)* といったオプションの追加機能も用意されています。
ADLINKの統合予知保全ソリューションの詳しい情報については、以下のADLINKのWebサイトを参照してください: ここ.
* 8点絶縁DI(割り込み機能対応)、8点絶縁DO、COMポート x2(RS232/422/485)は2018年Q1に対応予定です。
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ADLINK について
ADLINK Technologyは業種を超えてデータ・トゥ・デシジョン・アプリケーションを推進するソリューションでエッジコンピューティングをリードしています。ADLINKでは多様なビルディングブロックに加え、汎用および市場指向の産業用IoT(Internet of Things、IIoT)プラットフォームを提供して、オートメーション、通信、医療、交通、防衛/行政などの業界のニーズに対応しています。ADLINKの製品には、業界標準のフォームファクタに基づくマザーボード、ブレード、シャーシ、モジュール、ゲートウェイ、システム、エンドツーエンド・ソリューションだけでなく、検査・測定機器や、常時接続システムを求める世界的推移に対応したスマートタッチコンピュータ、ディスプレイ、ハンドヘルド機器などの広範な製品ラインが含まれています。その多くは極端な温度、衝撃、振動に対応したExtreme Rugged™製品です。
ADLINKは「Intel® Internet of Things Solutions Alliance」のプレミアメンバーで、PICMG(PCI Industrial Computer Manufacturers Group)、PXISA(PXI Systems Alliance)、SGeT(Standardization Group for Embedded Technologies)、欧州電気通信標準化機構(ETSI)、オープン・コンピュート・プロジェクト(OCP)など多数の標準化団体および相互運用性イニシアティブで積極的に活動しています。
ADLINKは地域に根ざしたグローバル企業です。本社を台湾に置くADLINKは、台湾と中国を生産拠点とし、研究開発および統合施設を台湾、中国、米国、ドイツに配置すると共に、広範な販売およびサポート網を世界中に展開しています。また、ISO-9001、ISO-14001、ISO-13485、TL9000認証を取得済みで、TAIEX台湾証券取引市場に正式上場(株式銘柄コード:6166)しています。
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メディアコンタクト
マーケティング担当:安中 真奈美
ADLINKジャパン株式会社
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