- ADLINKの最新のNEON-1000-MDX AIスマートカメラは、インテル® Movidius™ Myriad™ Xビジョン・プロセッシング・ユニット(VPU)とADLINKのEdge™ソフトウェアを統合した、マシンビジョンAIの迅速で手軽なデプロイメントを可能にするターンキーソリューションです。
- ADLINKのEdge™ソフトウェアプラットフォームには、視覚対象を分類し、時間の経過とともにスマート化し、自動化フローワークを作成して、迅速な概念検証に役立つデバイス管理を提供するEdge Vision Analyticsが含まれています。
- 最新のNEON-1000-MDXは現在、現行のプロセスを中断せずに従来の生産時間を90%削減することが実証されている、受賞歴のあるSmart Palletターンキーソリューションの一部として提供されています。
2020年9月17日 – エッジコンピューティングのグローバルリーダーである
ADLINK Technologyから、Smart Palletソリューションと共に、最新の
NEON-1000-MDXスマートカメラシリーズが発表されました。同シリーズには、OpenVINOTMで最適化されたインタフェースモデルに対応したインテル® Movidius™ Myriad™ X VPUと、既存の環境にAIベースのマシンビジョンを迅速かつ手軽に追加できるADLINKのEdge™ビジョンソフトウェアが統合されています。このオールインワンのソリューションを使えば、マシンビジョンの技術者や開発者は機械学習(ML)モデルの迅速な構築、試験、展開が可能になるだけでなく、IoTソリューション・チームやシステム・インジケータにマシンビジョン作業を接続、ストリーミング、自動化するためのツールが提供されます。
ADLINKのIoTソリューションおよび技術事業部シニア・プロダクト・マネージャのケビン・シュウ(Kevin Hsu)はこうコメントしています。「我々は皆、前例のないこの時代に生産の拡大を求める圧力に直面している。マシンビジョンAIは、現行のワークフローを中断せずに、既存のプロセスに自動化を導入するための最も迅速かつ容易で、費用対効果の優れた方法の1つである。例えば、ADLINKのSmart Palletソリューションは、従来のバーコードスキャン時間を90%削減するだけでなく、製造ラインを変更することなく、スマートカメラを設置するだけで受注生産もカスタマイズできることが実証されている。高度に統合されたこのNEON-1000の導入で、設置面積、信頼性、互換性などの問題が効率的に解消され、お客様のメンテナンス作業も軽減される。」
インテルのMovidius Myriad X VPU(ビジョン・プロセッシング・ユニット)はMLモデルの最適化に役立ち、最高のAI計算性能を提供します。NEON-1000-MDXスマートカメラは、センサーモジュール、ケーブル類、VPUモジュールの複雑な統合が不要なので、マシンビジョンの導入プロセスは簡略化されます。プレインストール済みのEVA(Edge Vision Analytics)SDKでは、コーディングや統合作業を必要とせずに、環境やシステム要件によって異なる多様なプラグインを使用して、OpenVINO™で最適化されたニューラル・ネットワークを展開できます。
最新のオールインワン型NEON-1000-MDX AIスマートカメラは、受賞歴のあるADLINKのEdge™ Smart Palletソリューションの場合のように、製品分類と不良品検出に対応し、スマート製造の生産効率を最大限に向上させます。Smart Palletは、搬入、ビンピッキング、梱包、出荷、作業者の安全確保などの手作業による倉庫管理やフルフィルメントサービスにインテリジェンスと自動化を導入します。Smart Palletを使えば、エンドツーエンドの統合システムで、新旧の装置との接続、多数の画像データストリームのキャプチャ、NEON-1000-MDX VPUの高度な処理能力を活用した最先端の機械学習や推論が可能になります。
ADLINKのEdge™ソフトウェアプラットフォームでは、ベンダーの垣根を超えて、既存のクラウド、機械学習プラットフォーム、ニューラル・ネットワーク、産業用カメラ、マシンビジョンシステム、機器などに接続かつ統合できます。ADLINKのマシンビジョンAIソフトウェアは視覚対象を分類し、時間の経過とともにスマート化し、自動化ワークフローを作成できます。
ADLINKのIoTソリューションおよび技術事業部責任者のケビン・キャミッシュ(Steve Cammish)は述べています。「例えば、コンベヤーシステムのコンテナに間違った注文が混入すると、コンベヤーの管理者にアラートが送信され、コンテナを再確認エリアに迂回させることができる。ADLINKでは、AIワークロード用に設計された強力なスマートカメラで動作する直感的なプログラミング、自動化、デバイス管理をソフトウェア開発者に提供している。ここでの自動化は、時間の節約、コストの削減、複雑さの回避に役立つ重要な要素となる。」
ADLINKのマシンビジョンAI技術はこれまで5つの賞を受賞しています。
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ADLINKについて
ADLINKはエッジコンピューティングのグローバルリーダーです。ADLINKの理念は、AIで人、場所、物を結ぶことで、社会や産業界にポジティブな変化をもたらすことです。ADLINKの製品には、堅牢なボード、リアルタイムのデータ収集ソリューション、AIoT向けアプリケーションが含まれています。ADLINKは製造、通信、ヘルスケア、軍事、エネルギー、インフォテイメント、交通といった多数の垂直市場に製品やサービスを提供しています。
また、「Intel® IoT Solutions Alliance」のプレミアメンバー、NVIDIAのパートナーであるだけでなく、Eclipse、OCP、OMG、ROS2 TSCといった規格の策定に参与しています。ADLINKの製品は、世界中の流通ネットワークを通して、5大陸40ヶ国以上で販売されています。さらに、ISO-9001、ISO-14001、ISO-13485、TL9000認証を取得済みで、TAIEX(台湾証券取引市場)の上場企業(株式銘柄コード:6166)の1つです。詳細については、www.adlinktech.com/jp/をご覧ください。
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