NVIDIAのEGXを採用したADLINKのエッジAIプラットフォームで、
次世代のコンピューティング、リアルタイムのエッジAIを実現
2019年5月30日-IoT(Internet of Things)デバイスの急激な拡大で、データ量の急増が続いています。2025年までには、1500億台の機械センサやIoTデバイスから、処理を必要とするデータが絶えず送信されるようになると考えられています。[1].2019年は、AI(人工知能)システムに投資される費用が世界全体で、2018年を44.0%上回る358億ドルに達すると見込まれます。[2].この需要見込みは既存のCPUプラットフォームの能力を遥かに超える規模です。
企業はエッジAIにより、センサやデータが収集した大量のデータを使い、スマート製造、医療、航空宇宙、防衛、交通、通信、都市を構築して、魅力あるカスタマーエクスペリエンスを提供できるようになります。
店舗の通路や工場のフロアおよびその周辺エリアの何十億台ものセンサからの大量のデータフローをリアルタイムで検知、識別、処理できるところを想像してみてください。通常の会話や身振りを理解して、顧客とリアルタイムでコミュンケーションできる能力を獲得するところを想像してみてください。例えば、AI対応のネットワーク・ビデオ・レコーダー(AI-NVR)は、迅速で適切な対応が可能となるよう、自律型追尾、顧客の行動分析、アクセス管理などに利用できます。また、航空分野にAIを導入すると、滑走路の点検時間の大幅な短縮、障害物検知能力の向上、航空機遅延の削減などが可能となります。製造分野では、AI対応の自動光学検査(AOI)システムにより、高度で高精度の検査が可能となります。さらに、店舗およびロジスティック分野でも、AIに対応した自律移動ロボット(AMR)が注文の選別や準備、商品棚の補充、顧客への発送を可能にします。エッジAIは交差点の複雑な交通の監視や分析ができることも実証されています。
スマートホームアシスタントや自律ロボットなどのエッジ環境における自律機能の向上には、世界最先端のコンピューティングプラットフォームが欠かせません。現在のAI、マシンラーニング、データサイエンスといった技術に加え、高度なAIコンピューティングでエッジを強化するNVIDIAのEGXプラットフォームを採用したADLINKのEdge AIソリューションを導入することで、これらのすべてが可能となります。これにより、データセンターとの接続が困難または不可能な場合でも、エッジでの迅速な決定が可能となります。
エッジでの展開の大きな障害の1つは、エッジサーバのオペレーティングシステムのインストール、Kubernetesのデプロイメント、デバイスのプロビジョニングや更新を含むITマネージメントです。EGXプラットフォームを使えば、面倒な開発や設定が不要な生産を可能にする堅牢なソフトウェア・スタックが提供されるので、企業のすべての工程を効率化できます。
ADLINKのEdge AIソリューションとNVIDIAのEGXプラットフォームは、両社の広範なAI技テクノロジーだけでなく、Mellanoxや他のサプライヤのセキュリティ、ネットワーキング、ストレージアーキテクチャ機能に対応しています。スマート製造、医療、航空宇宙、防衛、交通、通信、シティなどのアプリケーションに関連した様々な業界の企業は、ADLINKのEdge AIソリューションを使って、エッジからクラウドまで迅速かつ安全にAIを展開できるようになります。
[1] 2018年11月発表のSeagate社「Data Age 2025: エッジからコアへの世界のデジタル化」によるIDC白書
[2] 2019年3月のIDC「半年ごとの世界のAIシステム支出ガイド」
ADLINKのソリューション
Edge Server with Tesla
ADLINKのエッジサーバは、オペレータやお客様がNVIDIAの高度なGPUテクノロジーを使ってサービスを迅速に構築および強化するのを可能にする、キャリアグレードで、多目的な拡張性に優れたエッジプラットフォームです。
M100-Nano-AINVR
M100-Nano-AINVRは、公共交通やアクセス管理のID検知や自律型追尾に最適なサイズ、重量、パワー(SWaP)を備えた、NVIDIA®のJetson Nano™採用のコンパクトなマルチチャンネルNVRです。
DLAP-201-JT2
ADLINKのDLAP-201-JT2エッジAIプラットフォームはNVIDIA®のJetson™ TX2を統合し、対象の検出、認知、分類のためのディープラーニングのワークロードを強化します。DLAP-201-JT2は、交差点の交通量のリアルタイムな分析による交通管制の最適化、スマートバスサービスやセキュリティ監視の強化など、スマートシティやスマート製造の様々なアプリケーションで使用できます。
M300-Xavier-ROS2
M300-Xavier-ROS2はNVIDIA®のJetson AGX Xavier™のサーバ仕様のパフォーマンスを利用したファンレスロボットコントローラで、自律移動ロボット(AMR)の自律ナビゲーションを可能にします。
リアルタイムのエッジAIの導入の検討を直ちにお始めください。
ADLINKのEdge AIソリューションの詳細についてはADLINKまでお問い合わせください。
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ADLINKについて
ADLINK Technologyはエッジコンピューティングのグローバルリーダーです。私たちの使命はお客様のビジネスパフォーマンスを最適化するための高度なテクノロジーの使用を推進することです。堅牢なボード、プラットフォーム、ユーザーインタフェースを提供し、リアルタイムデータ接続ソリューション、エッジAIを介したマシンラーニングなど、最先端の専業コンピューティングのアプリケーションを実現します。これらはオペレーションの卓越性や新規収益源をサポートする革新的なエンドツーエンドのIoTソリューションも可能になります。ADLINKは、製造、ネットワーキング、通信、ヘルスケア、インフォテイメント、小売、エネルギー、輸送、政府、防衛などのバーティカルマーケットをカバーする顧客にサービスを提供しています。
ADLINKは業界をリードする技術パートナーたちである「Intel® Internet of Things Solutions Alliance」のプレミアメンバーで、またNVIDIAの戦略的エンベデッドパートナーであり、またEclipse、ETSI、OCP、OMG、OpenFog、PICMG、ROS-I、およびSGeTなど、多数の標準化団体および相互運用性イニシアティブで積極的に活動しています。
ADLINKの製品は、世界中の流通ネットワークを通して、5大陸40カ国以上で販売されています。さらに、ISO-9001、ISO-14001、ISO-13485、TL9000認証を取得済みで、TAIEX台湾証券取引市場に正式上場(株式銘柄コード:6166)しています。
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メディアコンタクト
マーケティング担当:安中 真奈美
ADLINKジャパン株式会社
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