2018年7月31日 – 業種を超えてクリエーティブなユーザー体験にインスピレーションを与えるリーディングエッジ・コンピューティング・ソリューションのグローバルプロバイダであるADLINK Technologyから、スマートデバイス開発のイノベーションを牽引するSP(スマートパネル)ソリューションが発表されました。オールインワンで、オープンフレームのパネルPCは高度なモジュール化による柔軟なコンフィギュレーションを提供します。ADLINK独自のファンクションモジュール(FM)設計を採用したSPを使用すれば、アプリケーション要件に基づいたプロトタイピングを加速し、時間、労力、費用を節約できます。システムインテグレータ、統合ソリューションプロバイダ、ブランドベンダーはすべて、交通、店舗、接客、産業用自動化、ヘルスケア、ゲームなどのアプリケーションでプロジェクトを成功させることができます。
ADLINKのスマートパネルはTTMを加速し、TCOを低減し、設計の柔軟性を向上させるため、タッチパネルの種類、ディスプレイサイズ、メインボード、I/Oインタフェース、ヒートシンクの自由な選択を可能にするモジュラー設計を採用し、一般的なアプリケーション要件に十分対応しています。また、ADLINKのFMボードやI/Oボードはパートナーやお客様のアプリケーションの特定の機能を強化できるよう、機能の向上やI/Oの拡張にフル対応しています。ADLINKの組込みプラットフォームおよびモジュール事業部プロダクトマネージャのエマ・リョウ(Emma Liu)はこうコメントしています。「ADLINKのスマートパネルは柔軟な組込みビルディングフロック・ソリューションを提供しているので、スマートデバイスの迅速な開発、検証、検査が可能になるだけでなく、時間、費用、リソースを大幅に削減できる。」
新しくリリースされたSP-ALはモジュラー設計の理念に従い、7~21.5インチの16:9ディスプレイ、P-CAPまたは抵抗膜式タッチスパネル、Intel Atom® x5-E3930/x7-E3950プロセッサ採用のメインボードを備え、Windows 10、Linux、Androidのオペレーティングシステムに対応し、様々なI/Oインタフェースを実装しています。FMボードはI/Oの拡張要件に対応するため、垂直アプリケーションで使用したり、外部電源を接続してグラフィックカードなど電力を大量に必要とするモジュールを使用したりできるようカスタマイズできます。
SP-ALは長時間信頼できる動作を確保するため、厳しい産業規格またはそれ以上の要件に対応した堅牢な設計を採用しています。同メインボードは、-40℃~85℃の広範な動作時温度、堅牢なSODIMM、広範なDC入力電圧範囲、過電圧保護(OVP)、低電圧保護(UVP)に対応しています。組込み済みのSEMA®(Smart Embedded Management Agent)ユーティリティを使えば、遠隔地からシステムのパフォーマンスやステータスを監視する予知保全が可能となります。スマートパネルはシールドを必要とせずにIP65規格に対応しているので、湿気が高い場所や汚染物質が多い環境でも使用できます。また、SP-ALは実証済みの信頼性を備えたIntel®プロセッサやディスプレイモジュールに加え、長期の製品サポートに対応しているので、部品提供の打ち切りを懸念する必要はありません。
ADLINKは基礎要素の検証と設計選択の決定に役立つスマートパネル用スターターキットも提供しています。
詳しくは以下のサイトを参照してください: https://www.adlinktech.com/Products/Panel_PCs_Monitors/SmartPanel/SP-AL_Series?lang=ja
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ADLINKについて
ADLINK TechnologyはIIoTシステム構築の煩雑さの軽減を目指すエッジコンピューティングのグローバルリーダーです。ADLINKは、産業オートメーション・製造、ネットワーキング・通信、医療、インフォテイメント・店舗、交通、行政、軍事産業向けの最適なIIoTソリューションを構築するのに必要なハードウェア、コネクティビティ、ソフトウェアを提供しています。ADLINKの充実したIIoTソリューションには、組込みビルディングブロックおよびインテリジェントなコンピューティングプログラム、多機能なエッジプラットフォーム、データ接続および抽出デバイス、データ移動のための安全なソフトウェア、データストリーミング用アセットおよびデバイスの監視、管理、分析のためのマイクロサービスなどが含まれています。
ADLINKは「Intel® Internet of Things Solutions Alliance」のプレミアメンバーで、AIをエッジ産業に導入するためNVIDAと戦略的提携関係を構築しています。また、PICMG(PCI Industrial Computer Manufacturers Group)、SGeT(Standardization Group for Embedded Technologies)、欧州電気通信標準化機構(ETSI)、オープン・コンピュート・プロジェクト(OCP)、Eclipse IoT、ロボティクスのROS-Industrial Consortiumなど多数の標準化団体および相互運用性イニシアティブで積極的に活動しています。
ADLINKの製品は、世界中の流通ネットワークを通して、5大陸40カ国以上で販売されています。さらに、ISO-9001、ISO-14001、ISO-13485、TL9000認証を取得済みで、TAIEX台湾証券取引市場に正式上場(株式銘柄コード:6166)しています。
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