ADLINK の PCIe-GIE64+ は PCI Express® x4 レーン、PoE (Power Over Ethernet) フレームグラバ/ネットワークインタフェースカードです。複数の GigE Vision デバイス接続のために 4 つの独立したギガビットイーサネットポートを備え、データ転送率はほとんどの GigE Vision カメラと同様に、最大で 1000 Mb/s となります。 PCIe-GIE64+ は PoE (power over Ethernet) に対応し、電力とシグナルの供給を単独ケーブルで行うことができるほか、IEEE 1588 (precise time protocol) によりマルチカメラによる収集と同期することができます。コスト削減、簡易化されたインストール、メンテナンスの軽減などにより大きなメリットがあります。
GigE エリアスキャンポジションシステム
LED の製造工程では、様々な明るさの LED を製造しています。高品質で安定した部品を選別するため、LED 分類装置は不可欠です。LED ダイの全体的な品質は LED 分類装置の品質で決まります。このため、LED メーカーの競争が激しくなるにつれ、LED 分類装置に対する要求が厳しくなっています。LED 分類装置はギガビットイーサネットのフレームグラバを利用し、LED ダイを正確に照合し、自動光学検収を実施しなければなりません。これらの機能や GigE カメラの利用によって、1 時間当たりに処理されるユニット数は増加します。
ADLINK ソリューション PCIe-GIE64+:4 チャンネル PCI Express® PoE フレームグラバ
ADLINK の PCIe-GIE64+ は、PoE (Power over Ethernet) と IEEE 1588 テクノロジを統合させた PCI Express® x4 レーンフレームグラバです。1 本のケーブルでカメラとフレームグラバの間のデータ通信、電力供給、同期処理などを行います。このアプリケーションで、コスト削減、簡易化されたインストール、メンテナンスの軽減などによる大きなメリットが得られます。
PoE (Power over Ethernet) テクノロジは、最長 100 m のイーサネットケーブル 1 本だけで給電を可能にします。この PoE ソリューションを通して、システムインストールが簡易化され、メンテナンスコストも削減されます。さらに ADLINK PCIe-GIE64+ の自動検出機能により、PoE と従来の非 PoE デバイスとの互換性を提供します。カメラ電源は PoE 接続が確立した時点で自動的にオンになります。PCIe-GIE64+ のスマート PoE 機能により、ユーザーは簡単に電力状態をプログラムすることができ(PoE でオン、またはオフなど)、カメラがアイドル状態のときなどに効率的に電力を節約することができます。