ADLINK の新しい PCIe-9834 高速 PCI Express デジタイザは、4 つの同時サンプリング 80 MS/s 入力チャンネル、16 ビット分解能、40 MHz 帯域幅、最大 1 GB DDR3 オンボードメモリを特長としています。4 つの入力チャンネルそれぞれが、16 ビット分解能 A/D コンバータで 80MS/s サンプリングに対応しています。このため、チャンネル間の位相遅延なく、すべてのチャンネルでシグナルの同時記録が可能となります。十分なオンボードメモリにより、長時間かつ高サンプリングレートの記録にも耐えることができます。各接続ペア(レーン)で 250MB/s の接続速度を達成することができます。PCIe-9834 は、x4 レーンスロット PCI Express 技術に基づき、各スロットの直接接続というメリットを提供します。このため、個別カードが最大限の転送帯域幅を利用することができます。
PCIe-9834 は高性能、高サンプリングレート、低終端ひずみを実現するだけでなく、付加価値の高い機能性や用途別の API を提供します。このため、レーダーテスト、電源の監視、非破壊検査などに理想的なソリューションです。
ひずみのないパフォーマンス
- 78dB SFDR、67dB SNR、および -78dB THD で非常に精度の高いダイナミックパフォーマンスを提供
簡単かつ多様な設定 - 50Ω または 1MΩ 入力インピーダンスや ±0.5 V、±1 V、±5 V、±10 V 入力範囲はソフトウェアによる選択が可能。過酷な用途にも対応可能です。
FPGA ベースのデジタルフィルタリング - FPGA ベース、31 オーダー FIR デジタルフィルタリングが、低周波数における帯域範囲外または背景ノイズを排除し、ノイズを効果的に減らし、シグナルの可視性を高めます。
- 20 MHz シグナルコンテントでのノイズ削減に対応(FPGA ベース、ホスト CPU 負荷または追加プログラミング不要)
計測機能 API - 計測 API が、基本電圧/時刻の計測結果を簡単に変換。スコーピングアプリケーションソフト開発のための追加プログラミングは必要ありません
- ADLINK デジタイザ用のスコープユーティリティは、追加のプログラミングを必要としません。