- ワイド電圧対応電源入力:12~28V DC入力に対応し、電力が不安定な環境でも安定した動作を実現
- バランスの取れた性能:PCIe 4.0、DDR4、デュアル2.5GbEで最大65Wのインテル® Core™ CPUをサポート
- 産業用途に最適な設計:Mini-ITXフォームファクタと豊富な拡張性により、組込みシステムへのシームレスな統合が可能
2025年7月22日 – 産業用組込みプラットフォームおよびエッジコンピューティングのグローバルリーダーである
ADLINK Technologyは、電力条件が変動する環境下での利用を想定した新製品Mini-ITXマザーボード「
AmITX-RL-WV」を発表しました。
インテル® H610チップセットを搭載した
AmITX-RL-WVは、第12/13/14のインテル® Core™ i9/i7/i5/i3プロセッサ(最大TDP 65W)をサポートし、広電圧入力(12-28V DC-in)を備えています。この組み合わせにより、電力変動が頻繁に課題となるファクトリーオートメーション、機械制御システム、輸送、キオスク端末、モバイル医療カートでの導入に最適です。
170mm x 170mmのコンパクトなMini-ITXフォームファクタを採用した
AmITX-RL-WVは、以下のような豊富なI/Oと拡張機能により、堅牢なコンピューティングパフォーマンスを実現します:
- ビジョン、制御、AIアクセラレータなどのアドオンカード用PCIe 4.0 x16スロット
- 信頼性の高い産業用ネットワーキング用デュアル2.5GbE LANポート
- 安定したマルチタスク処理用最大64GB DDR4 3200MHzメモリ
- 最新およびレガシーデバイスの統合用M.2 B/E/M-Keyスロット、USB 3.2 Gen2、RS-232/422/485 COMポート
ADLINKのエッジコンピューティングプラットフォーム事業部 プロダクトマネージャー、HC Linは次のようにコメントしています。
「産業用システムの設計者は、現場での電源の不安定さに常に悩まされています。
AmITX-RL-WVは、そうした過酷な電力環境でも安定した性能を提供できるよう開発されました。信頼性が高く柔軟性に優れたプラットフォームを通じて、産業グレードの組込み用途に安心してご活用いただけます。」
AmITX-RL-WVは、ADLINKのAmITXシリーズをさらに拡充し、産業用途における電源耐性と機械的互換性を強化することで、システムインテグレーターに対し、設計の自由度と導入時の安心感を提供します。
AmITX-RL-WVの詳細については、こちらの製品ページをご覧ください:
AmITX-RL-WV
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ADLINKについて
ADLINK Technology Inc. (TAIEX:6166) は、組込みおよびエッジコンピューティングのグローバルリーダーであり、エッジAIの活用を加速させることで、エッジでのインテリジェンスを推進しています。ADLINKは、組込み、分散型、インテリジェントコンピューティング向けのエッジハードウェアおよびソフトウェアの設計、製造をしています。集中治療室の医療用PCから自動運転ソリューションに至るまで、1,600社を超える世界中のお客様が、ミッションクリティカルな成功のためにADLINKを信頼しています。
30年にわたるイノベーションにより、ADLINKはコンピュータ・オン・モジュール、産業用マザーボード、エッジサーバ、AIプラットフォームなど、幅広い商用オフザシェルフ(COTS)製品ポートフォリオを提供しています。ADLINKはまた、お客様の要件に合わせた設計・製造サービスも提供しています。
ADLINKはインテル、NVIDIA、MediaTek、Ampere、AUOと協業しており、ROS 2 Technical Steering CommitteeやThe Autoware Foundationなど20以上のグローバルコンソーシアムに積極的に貢献しています。
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