- ADLINKは、マスターモジュールとスレーブモジュールを含むフルラインのEtherCATソリューションを、費用対効果に優れた価格で提供します。
- EtherCATシステムはテストアプリケーションで、総所有コスト(TCO)を最大10%削減し、生産性を最大30%向上させることが実証されました。
- ガラス検査、組立装置、レンズ試験、自動光学検査、ディスペンシングなどを含むマシンオートメーションおよび産業オートメーションの開発やデプロイメントのスピードが向上します。
2021年4月14日 – エッジコンピューティングのグローバルリーダーである
ADLINK Technologyの6-CH EUシリーズのデジタルI/Oに、
ECAT-4XMOのモーションコントロールおよびトリガーモジュールとECAT-TRG4のトリガーモジュールの2つの最新モジュールが追加されました。新しいモジュールは、ADLINKのEtherCATシステムをダイナミックに拡張し、EUシリーズを完全に補完するように設計されており、携帯電話のガラス検査、バッテリセルの組み立て、カメラレンズの組み立ておよび検査、接着剤塗布装置などの様々なアプリケーションの自動組み立て、試験、検査機器のパフォーマンスを向上させるのに役立ちます。
モーションコントロールおよびトリガーモジュールのECAT-4XMOは、ステッピングモーター、リニアモーター、ダイレクトドライブ、ACなどのEtherCAT対応とEtherCAT非対応の両方のモーターで使用できる4チャンネルのコントロールおよび高速トリガーモジュールです。ECAT-4XMOの高度な機能には、高精度モーション補間、連続コンタリング、軸同期、ポイントテーブル方式による回路制限、2D補正が含まれています。一方、ECAT-TRG4の優れたパフォーマンスには、高速位置比較トリガー(4チャンネル、10 MHzのリニア/テーブル)、パルス出力(12 MHZ)、エンコード入力(20 MHz)、およびエンコーダ・リドライバ動作対応が含まれます。ECAT-TRG4は柔軟な拡張インタフェースを備え、カメラやエアガンを容易に接続できます。
ADLINKスマートマシンビジネスプロダクトセンター責任者のサイモン・ヨウ(Simon You)はこうコメントしています。「産業オートメーション装置は様々な使用条件に応じて、パルスタイプと通信タイプのモーターを同時に制御するだけでなく、異なる信号に基づいてトリガーを制御する必要がある。通常、種類の異なるモーターを制御するには個別のシステムが求められるため、床面積が広がり、メンテナンスのための労力やコストが増大する。ADLINKの統合性と互換性に優れたEtherCATソリューションを使えば、単一のシステムでパルスモーターと通信モーターの同時制御が可能となり、様々なトリガー制御アプリケーションの要件を満足させられる。」
ADLINKでは、ADLINKのすべてのマシンオートメーション製品にアクセスするための統一インタフェースとして機能するオールインワンのオートメーションソフトウェア(APS SDK)も提供しています。APS SDKを使用すれば、ADLINKのモーション製品を手軽に一貫した方法で操作できるので、デバイスの追加や削除でプログラムを変更する手間を最小限に抑えられます。従来のモーションコントロールでも、APSのFunction Libraryを使用するだけで、複雑なプログラムの修正やアプリケーションの再開発を行うことなく、EtherCATベースのソリューションに簡単にアップグレードできます。
これらの最新モジュールは、スライド式のサイドバイサイド・インストールおよびスクリューレス設計を採用しているので、導入コストを削減でき、スマートファクトリーのほとんどすべてのフィールドアプリケーションで使用できます。EtherCATシステムはテストアプリケーションで、総所有コスト(TCO)を最大10%削減し、生産性を最大30%向上させることが実証されました。
詳しくは、
EtherCATソリューションのページをご覧ください。
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ADLINKについて
ADLINKはエッジコンピューティングのグローバルリーダーです。ADLINKの理念は、AIで人、場所、物を結ぶことで、社会や産業界にポジティブな変化をもたらすことです。ADLINKの製品には、堅牢なボード、リアルタイムのデータ収集ソリューション、AIoT向けアプリケーションが含まれています。ADLINKは製造、通信、ヘルスケア、軍事、エネルギー、インフォテイメント、交通といった多数の垂直市場に製品やサービスを提供しています。
また、「インテル® パートナー・アライアンス」のチタンメンバー、NVIDIAのパートナーであるだけでなく、Eclipse、OCP、OMG、ROS2 TSCといった規格の策定に参与しています。ADLINKの製品は、世界中の流通ネットワークを通して、5大陸40ヶ国以上で販売されています。さらに、ISO-9001、ISO-14001、ISO-13485、TL9000認証を取得済みで、TAIEX(台湾証券取引市場)の上場企業(株式銘柄コード:6166)の1つです。詳細については、
www.adlinktech.com/jp/をご覧ください。
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