- ADLINKのEVA SDKは、TensorRT™、OpenVINO™、ONNXランタイムによって最適化されたAIモデルに対応したAI(人工知能)エッジビジュアル分析ソフトウェアプラットフォームで、AI開発者、AIソフトウェア企業、企業のシステムインテグレータ(SI)がAIビジョンのPoCを2週間で開発するのを可能にします。
- ソフトウェアプラットフォームはADLINKのAIビジョンハードウェアにプリインストールされているので、直感的なGUIとすぐに使用可能なプラグインを備えたエッジAIビジョンアプリケーションの開発が容易になり、ユーザーはAIモデルのトレーニングと統合に専念できます。
- EVA SDKは、AIビジョンプロジェクトの各段階で、画像のキャプチャおよび前処理、AI推論、後処理、分析といったオープンソースのプラグインに対応したone-APIフレームワークです。
2021年9月8日 – エッジコンピューティングのグローバルリーダーである
ADLINK Technologyから本日、AI対応のマシンビジョンソリューションのPoCを2週間で構築できるエッジビジョン分析ソフトウェアの
EVA SDKがリリースされました。EVA SDKはノーコードのグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)を含み、10種類以上のカメラ、フィールド対応のプラグイン、ONNXランタイム、TensorRT™、OpenVINO™に対応しており、AIによる高速の推論検証が可能です。EVA SDKの統合開発環境(IDE)は現在、AI対応のマシンビジョンプロジェクト開発に使用できるADLINKの
NEONシリーズのAIスマートカメラと
EOSシリーズのAIビジョンシステムに導入されています。
ADLINK.のエッジビジョン事業センター責任者のチアウェイ・ヤン(Chia-Wei Yang)はこうコメントしています。「EVA SDKは、少ないコーディング作業でエッジAIビジョンアプリケーションを構築できるone-APIフレームワークである。AIに関する経験または専門的な技術や知識がなくても、ドラッグアンドドロップに対応したGUIを使って、プラグインやリファレンスコードがすぐに使用可能なエッジAIのPoCを開発できるので、デプロイメントや市場投入までの時間が最終的に短縮される。」
EVA SDKのメリット:
● 開発者は10台以上のカメラから選択できるので、カメラのAPIを学習する必要がない
● ドラッグアンドドロップに対応したGUIを手軽に統合することで、イメージソース、画像の処理方法、AIモデルの容易な変更が可能となり、開発時間が短縮される
● 画像キャプチャ、画像前処理、AI推論までの各ステップのレビュー機能に対応しているため、必要に応じて迅速な検証やデバッグが可能となり、デプロイメントまでの時間が短縮される
● ADLINKで検証済みのオープンソースのプラグインにより、エッジAIビジョンソリューションの品質が保証される
● 柔軟で最適化された設定が可能になり、コスト効率が向上する
人工知能はビジネスの多くの分野に役立つとはいえ、AIアプリケーションの開発では深い知識とスキルが求められることが少なくありません。EVA SDKを使えば、AIに関する専門的な知識や技術がなくても、AIビジョンアプリケーションを短時間で構築できます。現在、EVA SDKは、セーフティAI、SOP遵守に必要な行動分析、物体検出、物体分類といったアプリケーションで利用されています。これらはすべて、半導体、電子機器、自動車製造などのスマートファクトリで通常必要とされるタスクです。ADKINKは、EVA SDKに必要なアクセサリを備えたオールインワンのNEON AIスマートカメラを含む最新のFast AI PoCキットを提供し、ハードウェアとソフトウェアの統合時間を大幅に短縮して、AIビジョンのPoCの開発時間と労力を削減できるようお客様を支援しています。EVA SDKは、より多くのエッジAIアプリケーションに対応できるよう、さらに多くのリファレンスコードのリリースする予定です。
マシンビジョンで25年の経験を備えた産業用AIビジョンの専門業者であるADLINKは、アプリケーション指向で、迅速な開発を可能にするAIモデルをメーカーに提供し続けます。EVA SDKなどのADLINKの最先端ソリューションは、メーカーが独自のコンピューティング機能を開発するのに役立ちます。
● ADLINKのビジョン製品向けEVA SDK:
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● EVA SDKがエッジビジョンのPoCを加速する方法:
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● AIによる高速の推論検証に役立つEVA SDKのIDE:
動画はこちら
● NEONのAIスマートカメラがEVA SDKに対応する方法:
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ADLINKについて
ADLINK Technology Inc. (TAIEX:6166) は、人工知能で動く世界の触媒となるエッジコンピューティングをリードしています。ADLINKは、集中治療室の医療用PCへの電力供給から世界初の高速自律型レースカーの製造まで、組込み、分散、インテリジェントコンピューティング用のエッジハードウェアを製造し、またエッジソフトウェアを開発しており、ミッションクリティカルな成功のために、世界中の1600以上の顧客から信頼を得ています。ADLINKは、インテル、NVIDIA、AWS、SASとトップレベルのエッジパートナーシップを結んでおり、またインテルBoard of Advisors、ROS 2 Technical Steering Committee、Autoware Foundation Boardにも参加しています。ADLINKは、24以上のコンソーシアムにわたるオープンソース、ロボット、自律走行、IoT、および5G標準化活動に貢献し、製造、電気通信、ヘルスケア、エネルギー、防衛、輸送、およびインフォテインメントの分野で革新を推進しています。ADLINKは25年以上にわたり、1800以上のADLIN社員と200以上のパートナーと共に、今日と明日のテクノロジーを実現し、世界中のテクノロジーと社会を進歩させています。ぜひ
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