- ADLINKはインテル社と共同で、製造やロジスティクスなどの水平アプリケーションにおける現実の問題の解決に役立つエッジベースのマシンビジョンのプロトタイプを開発するようソリューションビルダーを招待します。
- 20/20 Vision Hackへの参加理由には、インテル社のニューラル・コンピュート・スティックおよびADLINKのVizi-AI開発キットの提供や1万米ドルの賞金に加えて、受賞者の市場参入のサポートが含まれます。
- コンテストは、2020年12月15日から2021年3月31日にかけてHackerEarth社によって開催されます。
2020年12月21日 – エッジコンピューティングのグローバルリーダーである
ADLINK Technologyから、インテル社とのコラボによる
20/20 Vision Hackの開催が発表されました。ハッカソンのイベントでは、企業向けソリューションビルダーが、ADLINKの
Vizi-AI開発キットとインテルディストリビューションの
OpenVINOツールキットを使用して、マシンビジョンのプロトタイプ向けのアイデアを共有し、産業環境に存在する広範な課題に対応するよう奨励されます。20/20 Vision Hackの優勝ソリューションは2021年4月に発表されることになっています。
ADLINKのIoT技術およびイノベーション担当副社長のトビー・マクリーン(Toby McClean)はこうコメントしています。「ADLINKでは、ADLINKとインテルの技術力が統合された概念検証(PoC)の製造で大きな成果を収めてきた。これは通常、インテルディストリビューションのOpenVINO Toolkitを使用してディープラーニングモデルの最適化とデプロイメントを行ってから、ADLINKのプラグアンドプレイ対応のエッジハードウェアおよびエッジIoTソフトウェアを使用してプロトタイプから本格的な生産に移行することによって成し遂げられてきた。開発者たちの創造性を活用する以外に、マシンビジョンのイノベーションを推進するよい方法はあるだろうか。開発者たちのアイデアは、業界最先端のAIマシンビジョンの開発に役立つのは間違いない。」
ADLINKとインテル社は、企業向け開発者、産業用IoTおよびマシンビジョンAIのコミュニティ、システムインテグレータのエコシステムに、実行および再現可能なアプリケーションでマシンビジョンを活できる機能ソリューションのアイデアを提供するよう呼びかけています。20/20 Vision Hackは以下の3つのフェーズに分けて開催されます:
- 特別賞: OpenVINOの短いチュートリアルを完成させた最初の100社の参加者に、インテルのMovidius Myriad X VPUで最適化されたハードウェア性能とインテルディストリビューションのOpenVINOツールキットを統合し、ディープニューラル・ネットワークの高速化に役立つインテルのニューラル・コンピュート・スティック2(Intel NCS2)が供与されます。
- フェーズ1: ファイナリストに選出された10社にADLINKのVizi-AIマシンビジョン開発キットが贈呈されます。
- フェーズ2: 優勝者にADLINKおよびインテツ社から、1万米ドルの賞金に加え、市場参入のサポートが提供されます。
インテル社のIoT開発者プラットフォーム製品マーケティング担当ディレクターのマシュー・フォーミカ(Matthew Formica)氏はこう述べています。「我々は、この1年間に業界が直面した、リモートアクセス、ソーシャルディスタンス、徹底した衛生および安全対策などの課題に対応し、学習した事柄を破壊的なアプリケーションのアイデアに取り入れるよう開発者たちに求めている。AI推論が開発者たちのイノベーションを必要とするテクノロジーであることは間違いない。適切なツールや技術の使用の開始、ユースケースの観念化、新しいAIスキルの学習、プロジェクトの現実化のいずれかを問わず、開発者たちが素晴らしい何かを達成することを期待している。」
ADLINKのVizi-AIスターター開発キットはインテルのAtom x5-E3940 SOCを搭載し、AIアクセラレーション用のインテル製Movidius Myriad X VPUに加え、インテルディストリビューションのOpenVINOツールキットと
ADLINKのEdge™ソフトウェアを同梱しています。開発者たちはVizi-AIを様々な画像キャプチャデバイスに容易に接続してから、ビジョンデータからの洞察を活用してオペレーションの意思決定を最適化するために、機械学習モデルのデプロイメントや改善ができます。Vizi-AIでは、インテルのアーキテクチャでディープラーニングのワークロードを最適化して、エッジからクラウドまでのデプロイメントを合理化するのにすぐ使用できるOpenVINO互換の一連の機械学習モデルが事前に構築されています。ADLINKのEdgeソフトウェアスイートは、エンドポイント、デバイス、アプリケーションと通信するための展開可能なアプリケーションのセットを構築するのに役立ちます。
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ADLINKについて
ADLINKはエッジコンピューティングのグローバルリーダーです。ADLINKの理念は、AIで人、場所、物を結ぶことで、社会や産業界にポジティブな変化をもたらすことです。ADLINKの製品には、堅牢なボード、リアルタイムのデータ収集ソリューション、AIoT向けアプリケーションが含まれています。ADLINKは製造、通信、ヘルスケア、軍事、エネルギー、インフォテイメント、交通といった多数の垂直市場に製品やサービスを提供しています。
また、「Intel® IoT Solutions Alliance」のプレミアメンバー、NVIDIAのパートナーであるだけでなく、Eclipse、OCP、OMG、ROS2 TSCといった規格の策定に参与しています。ADLINKの製品は、世界中の流通ネットワークを通して、5大陸40ヶ国以上で販売されています。さらに、ISO-9001、ISO-14001、ISO-13485、TL9000認証を取得済みで、TAIEX(台湾証券取引市場)の上場企業(株式銘柄コード:6166)の1つです。詳細については、
www.adlinktech.com/jp/をご覧ください。
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