VPX3-MXM/RTX5000は、NVIDIA RTX5000をベースにした3U VPX汎用GPU(GPGPU)ブレードで、16GB GDDR6グラフィックスメモリ、DisplayPort x4またはHDMI x4出力に対応しています。VPX3-MXM/RTX5000は、ビジュアルグラフィックスとコンピューティングアプリケーションに新しいレベルのパフォーマンスをもたらし、グラフィックスとコンピューティングコードの両方のハードウェアアクセラレーションを完全に統合し、これまで以上に幅広いクラスのアプリケーションにハードウェアアクセラレーションを可能にします。
VPX3-MXM/RTX5000は、コンフォーマルコーティングを施した堅牢な伝導冷却構造を採用しており、レーダー処理、ターゲット追跡、ソフトウェア無線(SDR)、情報・監視・偵察(ISR)、劣化視覚環境(DVE)、デジタル信号処理(DSP)、電子戦(EW)、信号情報(SIGINT)などの人工知能・機械学習(AI/ML)と並列計算、さらにSWAP最適化が求められる基幹アプリケーション向けに適しています。
VPX3-MXM/RTX5000は、SOSAにも準拠しています。 (Sensor Open System Architechture) SOSAとは、MOSA(Modular Open Systems Approach)イニシアティブに含まれるいくつかの規格のうちの1つで、センサーオープンシステムアーキテクチャーです。SOSAは、VPX規格(VITA 46/48/65)をベースとした主要なインターフェースとオープンスタンダードを中心に、次世代のミッションクリティカルなアプリケーションに共通するモジュール型ハードウェアアーキテクチャを開発することを目指しています。J2へのリアI/O信号は、4つのPCIe x1、SATA 3 Gb/s x3 、USB 2.0 x3、GPIO x3とSMBus信号もJ2コネクターにルーティングされています。オプションのリアトランジションモジュール(RTM)は、SATA x3、GbE x2、USB x2、COM(Tx/Rx) x1、およびVGAポート x1を提供します。