STC シリーズの産業用パネルコンピュータは、10.4、12.1、15 インチの 3 つのサイズのタッチスクリーンでご用意しています。これらのパネル PC は x86 (STC-1005/1205/1505) および ARM (STC-1006/1206/1506) CPU のいずれかで、Windows (STC-1005/1205/1505) および Linux(STC-1006/1206/1506) OS に対応し、エンドユーザのアプリケーションニーズにお応えしています。従来のパネルコンピュータとは異なり、ADLINK STC は SMARC コンピュータ・オン・モジュール設計のコンセプトを起用しています。このため、異なるソリューションの導入プロセスを簡易化し、統合型プラットフォームの特殊なニーズにも対応しています。STC は標準型 I/O ポートを備えており、独自の拡張スロットで特殊なアプリケーションニーズがある場合でも問題ありません。
工場オートメーションプロセスと制御モニタリングシステム
工場のオートメーションプロセスにおける制御システムは、様々な原料を安定した品質を持つ完成品へと作り上げる製造工程において使われます。製造工程ではすべてがスムーズに運ぶよう、様々な自動モニタリングや高度な制御などが必要になります。堅牢で安心、かつ使いやすいパネルコンピュータでありながら、同時に過酷な工場の作業現場でもオペレータが各工程を正しく監視し、すべての数値を的確に、効率的に制御できるような構造を備えていることが重要です。
ADLINK の スマートタッチコンピュータは、工場のオートメーションプロセスにおける監視や制御に最適な端末です。STC は IP65 レーティングのフロントパネル設計で、製造工程いのけるホコリやスプレーなどにも強くできており、また 0℃ ~ 60℃ の幅広い環境温度に対応し、安定と安心をお約束します。作業現場におけるデバイスや設備との接続のため、STC には 1 つの mPCIeスロットと独自の拡張スロットが装備されており、PLC やその他の制御およびモニタリングデバイスのために PCIe を拡張することができます。STC が接続されたコントロールシステムがあれば、製造オペレータは複数の CPU 構造を持つ 1 つの統合型プラットフォームを通して異なるデバイスを操作し、各種パラーメータの確認や変更を行うことができます。また、どこからでも製造工程の制御や最適化を図ることができます。なぜ STC なのか?
- 5 線式抵抗膜式または投影型静電容量式タッチパネルで、IP65 レーティングの完全防水・防塵
- 複数の OS に対応(Windows および Linux)することで、工場のオートメーションソフトウェアとの互換性を確保
- Mini PCIe 拡張スロットで屋外装置との接続用にシステムを拡張
- 幅広い対応温度(0℃ ~ 60℃)で安心操作
