ADLINK の新しい Matrix MXE-5400 シリーズは、堅牢なクアッドコアファンレス組込みコンピュータであり、第 4 世代の Intel® Core™ i7/i5/i3 プロセッサを搭載しています(コード名:Haswell)。最小の電力で極めてパワフルなシステムを実現します。Intel のクイック・シンク・テクノロジーと Core IPG により、MXE-5400 はイメージ/ビデオ関連のアプリケーションにおいては業界きっての高いパフォーマンスを誇ります。
Intel® Media SDK およびクイック・シンク・テクノロジーのメディアストリーミング性能に基づく ADLINK MSDK+ を通して、パフォーマンスの向上と CPU 負荷の削減につながりました。このため、従来のソリューションよりも競争力のある製品に仕上がっています。
Intel® vPro™(iAMT™ 9.0、TXT、TPM 1.2、Intel VT)技術および ADLINK 独自の SEMA (Smart Embedded Management Agent) ツールの導入により、MXE-5400 はアプリケーションにおける管理性と安全性を最大限に引き伸ばしています。このため、システム活動や状態をリアルタイムで確認することができ、効率的な遠隔監視やを提供します。システムは安定したチャンネルを通して制御され、システムリソースの完全な管理と活用が行われます。
MXE-5400 シリーズは、コンパクトサイズでありながら豊富な I/O インタフェースを搭載し、幅広い用途に対する多様な接続性を提供します。デュアルMini PCIe スロットと USIM ソケットにより、MXE-5400 は BT/WiFi、3G など様々なワイヤレス通信のハブとなります。2 つのスロットのうち 1 つのスロットはMini SATA インタフェースに設定可能です。内部 SATA ストレージと併用することで RAID 0/1/5 機能をワイヤレスで利用することができます。
機械工学の分野における独自の優性を生かして開発された MXE-5400 シリーズは、ケーブルフリー構造、広範囲にわたる動作温度、5 Grms の耐震性など、人気の Matrix E シリーズをすべて網羅しています。また、ほかの ADLINK Matrix デバイスと同様に、動作確認のため厳しいテストにもパスしています。
プロセッサの優れた性能、セキュリティと管理機能、優れたワイヤレス機能、豊富で拡張性の高い I/O 機能を備えた、コンパクトで堅牢な ADLINK MXE-5400 は、高度交通システム、車載マルチメディア、監視、工場のオートメーションといった幅広いニーズ対応することができます。
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MXE-5400_Appearance
豊富なI/O機能
MXE-5400 シリーズは、コンパクトサイズでありながら豊富な I/O インタフェースを搭載し、幅広い用途に対する多様な接続性を提供します。デュアルMini PCIe スロットと USIM ソケットにより、MXE-5400 は BT/WiFi、3G など様々なワイヤレス通信のハブとなります。2 つのスロットのうち 1 つのスロットはMini SATA インタフェースに設定可能です。内部 SATA ストレージと併用することで RAID 0/1/5 機能をワイヤレスで利用することができます。
メンテナンスしやすく、柔軟なつくり
- デュアル 2.5 インチ SATA-III ストレージ容量
- ドングル向け内部 USB 2.0 1つ
昨今の組込みコンピュータシステムは最高のパフォーマンスと省エネ性を同時に提供しなければなりません。このためには、潜在的な問題を事前に検出することのできる、適切な制御や管理ツールが必要となります。また、システムは激しい振動や衝撃、高温や低温といった過酷な環境においても、重要なアプリケーションを維持し、安定かつ継続的に稼働しなければなりません。
こうしたニーズを満たすため、システムハードウェアを監視し、パフォーマンスや状態に関する情報をタイムリーに集めることのできる、柔軟かつ精度の高いツールが必要です。ADLINK の SEMA (Smart Embedded Management Agent) はお客様、開発者、エンドユーザの皆様のために、その役割を果たしましす。TTM(製品化までの時間)や TCO(総所有コスト)は、競争力のある製品を作り出すうえで非常に重要な概念です。TTM と TCO 的確に組み合わせることができれば、確実かつ信頼できる製造の基盤を作ることができます。これを成し遂げるため、ADLINK のすべての新しい COM(コンピュータオンモジュール)と SBC(シングルボードコンピュータ)には、SEMA 対応の BMC(ボードマネジメントコントローラ)に備わりました。
もともと電源逐次開閉機構のために設計された BMC が、長年をかけて様々な新機能を搭載し、進化したものです。供給電流を測定してシステム消費電力のスナップショットを取得するのは、数ある新機能のうちの 1 つに過ぎません。最新の EAPI(組込みアプリケーションプログラミングインタフェース)に対応しているため、既存のコールを SEMA に送るユーザの手間はほぼゼロになりました。
ハードウェアからオペレーティングシステムへの連絡は SEMA ま のもっとも重要な機能のひとつです。BMC はまずチップセットやその他のソースから関連性のあるすべての情報を集めます。システム管理バスドライバを使い、アプリケーションレイヤーはデータをフェッチし、これをユーザに提示します。ADLINK はデータをユーザフレンドリーなグラフィックインタフェースで表示するためのアプリケーションをご用意しています。監督やトラブルシューティングにも便利です。(もっと見る) (
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