IEEE-488 標準 (GPIB) は ATE システムの形式でコンピュータと計測器などを接続するためのインタフェースです。現在、コンピュータと計測器を接続する上でもっとも一般的なのが GPIB です。ADLINK の USB-3488A、LPCI-3488A、LPCIe-3488A コントローラインタフェースカードは、IEEE-488.2 計測器制御および通信標準と完全に互換性があり、IEEE-488 ケーブルを使って最大 14 までの独立した計測器を管理することができます。USB-3488A、LPCI-3488A、LPCIe-3488A は高性能かつプログラミングのポータビリティというニーズに対応するよう設計されています。
NI-488.2* ドライバーソフトと互換性のある API、さらに VISA サポートも備えた USB-3488A、LPCI-3488A、LPCIe-3488A は、既存のアプリケーションと計測器のドライバーだけで、最高の互換性を提供します。ADLINK はさらに、弊社の PXI/PXIe コントローラ製品ラインにも GPIB インタフェースを採用しました。
ADLINK はこれまでの PCI/PCIe インタフェースカードにおける独自のメリットを生かし、これを GPIB インタフェースカードの開発に役立てました。LPCIe/LPCI は、控えめな PCI フォームファクタなため、ほとんどの産業コンピュータやデスクトップコンピュータに適用可能です。GPIB バスと PCI コントローラの間の 2 KB FIFO が GPIB 読み取り/書き取り作業を軽減するため、低速 GPIB バス(約 1.5 MB/s)と高速 PCI バス(約132 MB/s)の間のギャップを排除し、全体的なシステムパフォーマンスを大幅に向上します。ADLINK USB-3488A はさらに 1.2 Mb/s を超える転送速度の読み取り/書き取り作業に対し、32 KB FIFO もご用意しています。